【4月21日 AFP】男子テニス、元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、右肘のけがを乗り越えて順調にツアー復帰を果たしている中で次週開催のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2018)に出場することが、20日に大会主催者の発表で明らかになった。

 現在は世界13位まで後退している30歳のジョコビッチは、前日に行われたモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)のシングルス3回戦でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)にフルセットの末に敗れたものの、2年ぶりに肘の痛みから解放されていると語った。

 昨年7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を最後に長期離脱していたジョコビッチにとって、ハンガリー・オープン(2018 Gazprom Hungarian Open)の代わりに出場することになったバルセロナ・オープンは、復帰わずか5大会目となる。

 長年にわたり自身のコーチを務めたマリアン・ヴァイダ(Marian Vajda)氏と1年ぶりにタッグを組んでいる四大大会(グランドスラム)通算12勝のジョコビッチは、バルセロナ・オープンでは当時18歳の2006年に一度だけ出場しており、世界178位として1回戦敗退に終わっていた。(c)AFP