【4月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は20日、FWセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が膝の手術を受けて今季終了となり、アルゼンチン代表としてのW杯ロシア大会(2018 World Cup)出場は時間との闘いだと明かした。

 15日にリーグ優勝が決まったシティのグアルディオラ監督は、今季の公式戦でチーム最多の30得点を記録している29歳のアグエロが、3月10日の練習中に負傷した箇所の手術に踏み切り、4、5週間ほど戦列を離れることになったとしながらも、W杯出場の可能性は残っていると示唆した。6月中旬に開幕するW杯で、アルゼンチンは同16日にモスクワで行われるアイスランドとの初戦に臨むことになっている。

 アグエロのシーズンが終了したのか問われたグアルディオラ監督は「ここでは、そういうことだ。彼は4、5週間ほど戦列を離れることになる。現在はスペイン・バルセロナに滞在していて、われわれは彼がW杯に出られるように協力しているところだ」と回答。アグエロ本人も自身のツイッター(Twitter)に、「膝の関節鏡視下手術を受け、そのリハビリをしている。早くフィールドに戻れるように全力で励んでいる」と投稿した。

 シティで通算199得点を記録しているアグエロは、チームがチェルシーに勝利した3月4日のリーグ戦を最後に先発から外れている。約1か月の休養を経て今月7日に行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのダービーマッチでは終盤に途中出場を果たしたものの、アシュリー・ヤング(Ashley Young)から反則まがいのタックルを受けて負傷していた。

 アグエロは先日、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間ベストイレブンに選出されている。(c)AFP