【4月21日 AFP】米フロリダ州の高校で20日、生徒がクラスメートを銃で撃ち負傷させる事件が起きた。同日はコロラド州のコロンバイン高校(Columbine High School)で起きた銃乱射事件から19年に当たり、全米各地で銃暴力に抗議する高校生が授業を抜け出しデモを行っていた。

 地元マリオン(Marion)郡の保安官事務所によると、銃撃事件はフロリダ州オカラ(Ocala)のフォレスト高校(Forest High School)で20日早朝に発生。容疑者は身柄を拘束された。地元紙オカラ・スター・バナー(Ocala Star Banner)は、生徒1人が別の生徒の足首を撃って負傷させたと報じている。

 全米各地では同日、13人が死亡した1999年のコロンバイン高校銃乱射事件の発生日に合わせ、高校生らが授業を抜け出しデモを実施。デモを組織したのは、今年2月14日に生徒14人と職員3人が犠牲となった銃乱射事件が起きたフロリダ州パークランド(Parkland)のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)の生徒らだった。(c)AFP/Chris Lefkow and Cyril Julien