【4月23日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)は22日、シングルス決勝が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に3-6、2-6で完敗を喫し、マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)初優勝はならなかった。

 錦織は序盤にナダルからブレークを奪ったものの、その後は逆襲を許し、第1セット中盤以降は体力を使い果たしてしまっていた様子だった。

 今大会、ナダルよりも多いセット数を戦っていた錦織は「厳しい選手を相手に3日連続で3セットを戦ってきて、きょうは足がすごく重かったです」とコメント。

「ラファとの戦いは厳しい。今日は彼が良すぎました。それでも、今週は良いプレーができていたと思いますし、(自分のトップレベルまでは)あと一歩のところだったと思います」

 とはいえ、今年1月に右手首のけがから4か月ぶりに復帰を果たしたばかりの錦織にとっては素晴らしい1週間となり、現在36位の世界ランクはトップ20近くまで上昇する見込みとなっている。(c)AFP