【4月20日 AFP】シンガポール国立大学(NUS)とインドネシア科学院(LIPI)のチームが、インドネシアのジャワ島沖深海で新種の生物十数種を発見したと明らかにした。

 今回見つかった新種には、鮮やかな緑色の目をしたヤドカリ、光る目のエビ、細いとげを持つカニなどが含まれる。NUSとLIPIのチームは3月から4月初めの14日間、ジャワ島南側沿岸のインド洋やジャワ島とスマトラ島を隔てるスンダ海峡(Sunda Strait)などの深海を探索した。

 探索を共同で主導したインドネシアのカニの専門家ドゥウィ・リスヨ・ラハユ(Dwi Listyo Rahayu)氏によると、発見されたクモガニ科の3種の一つは目を守るため大きな耳のような殻を持ち、一つはオレンジ色をしているという。(c)AFP