【4月18日 AFP】17-18スペイン1部リーグは17日、第33節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は10人になりながらもセルタ(Celta de Vigo)と2-2で引き分け、今季初となるリーグ戦黒星を逃れた。

 バルセロナは敵地バライドス・スタジアム(Balaidos stadium)でウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)が先制点を挙げるも、ジョニー(Jonathan Castro Otto 'Jonny')に同点弾を許した。

 バルセロナは後半15分にリオネル・メッシ(Lionel Messi)を投入すると、その4分後にメッシを起点にしてパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)が得点を決めて再びリードを奪った。

 しかし、バルセロナは同26分に抜け出したイアゴ・アスパス(Iago Aspas)を倒したとしてセルジ・ロベルト(Sergi Roberto Carnicer)が退場処分を受けると、同37分にセルタはそのアスパスの腕に当たったボールがネットを揺らす幸運にも恵まれ、同点に追い付いた。その後セルタは決勝点を狙ったものの、チャンスを生かすことができなかった。

 バルセロナはこれでリーグ戦での無敗記録を40に伸ばし、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を12に伸ばした。アトレティコは18日にレアル・ソシエダ(Real Sociedad)戦を控えており、その勝ち点差が9に縮まる可能性もある。

 21日のスペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)決勝セビージャFC(Sevilla FC)戦をにらみ、メッシやルイス・スアレス(Luis Suarez)、ジェラール・ピケ(Gerard Pique)、サムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)を休養させたバルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「われわれが目指していたところは勝利だが、勝ち点1というのは常に受け入れなければならない。セルジを失ったことで厳しくなったが、勝ち点は積んだ。あと2勝必要となっていて、われわれはそのために戦わなければならない」と語った。(c)AFP