【4月17日 時事通信社】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ=電子版)は16日、米当局者の話として、トランプ政権がシリアに展開する米軍の代替として、アラブ諸国の協力を模索していると報じた。過激派組織「イスラム国」(IS)から解放した地域の安定化に向け、資金拠出のほか部隊派遣も打診したという。

 同紙によれば、今月就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が最近、エジプトの情報機関高官に電話し、協力が可能か探りを入れた。サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)にも、米政権が「資金面および、より幅広い貢献」を求めたとされる。

 ただ、サウジやUAEはイエメンで軍事作戦を展開し、エジプトは自国内のIS傘下組織によるテロに手を焼いている。専門家は同紙に、米軍がある程度の部隊残留に同意しない限り、アラブ諸国は派兵に前向きにならないと指摘している。(c)時事通信社