【4月24日 CNS】中国・河北省(Hebei)趙県(Zhao)何荘村(Hezhuang)に住んでいる農民の蘇煥未さん(67)は、幼少期から中国の伝統的な武術を練習し、両手で「鋼叉(鋼鉄製のさすまた)」を転がす技を持っている。古代、「鋼叉」は武器だったが、徐々に雑技の一種となり、現代に伝わる。何荘村の「鋼叉武術」の歴史は数百年あるが、「鋼叉」を転がす技の練習は過酷で、学ぶ若者は減っている。蘇さんは伝承者が絶える恐れがあると指摘し、「鋼叉武術」を守り続けるため、後継者を探しているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News