【4月17日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)が、前日に行われたシャルケ04(Schalke04)とのリーグ戦での足首の負傷で今季絶望になったことが明らかになったが、W杯ロシア大会(2018 World Cup)出場には可能性を残した。

 今年1月にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から期限付きでドルトムントに加入したバチュアイーは、ツイッター(Twitter)に「良いニュースではないけれど、どうやら僕のシーズンは終わりのようだ。ドルトムントの信頼に応えることはできなくなってしまった。残りの試合でチームメートが健闘することを祈っている」と投稿した。

 ドルトムントが0-2で敗れた15日の試合で、バチュアイーは左足首を負傷し、敵地ゲルゼンキルヒェン(Gelsenkirchen)のスタジアムから担架で運ばれた。クラブは16日に発表した声明の中で、バチュアイーはシーズン絶望の「見通し」としながらも、6月14日から7月15日まで行われるW杯にはベルギー代表としてプレーする「可能性」が残されていることもつけ加えている。

 この試合がドルトムントでの最後の試合になるとすれば、6月にレンタル移籍が満了を迎えるバチュアイーにとっては残念な形での退団となる。同選手はピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の代わりにドルトムントに加入して以降、リーグ戦で稼いだ7得点を含む公式戦14試合で9得点を記録している。

 24歳のバチュアイーがけがで戦列を離れたことにより、ドルトムントは経験豊富なストライカー不足に悩まされることになる。シャルケには敗戦したものの、ドルトムントは今季残り4試合となった現時点で、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得圏内のリーグ4位につけており、同5位のRBライプツィヒ(RB Leipzig)に勝ち点4差をつけている。(c)AFP