【4月16日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは15日、第34節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は1-2でニューカッスル(Newcastle United)に敗れた。

 敵地でのリーグ戦5連敗を喫してアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、この敗戦は「シーズンの流れ」だと語った。

 アーセナルは、敵地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で前半14分にアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が先制点を挙げるも、同29分にアヨセ・ペレス(Ayoze Perez)に同点ゴールを許すと、後半23分にマット・リッチー(Matt Ritchie)に逆転弾を浴びた。

 アーセナルは公式戦での無敗記録が7で途切れ、勝ったニューカッスルはリーグ戦4連勝を飾っている。

 ベンゲル監督は「われわれのシーズンの流れだ。70パーセントの支配率、1-0でのリード、多くのチャンス、そして、どうして試合に敗れてしまうのかいぶかしむ。チャンスを得点に結びつけられず、信じられないミスを犯す」「選手たちの質は高い。きょうのことは忘れて、次の試合に集中する必要がある」と語った。

 6位につけるアーセナルは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得へ今季5試合を残して、4位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に勝ち点13差をつけられている。

 現実的にアーセナルのトップ4入りの可能性は消滅しており、ベンゲル監督はここ数週間ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)に重きを置いている。

 ヨーロッパリーグ準々決勝でCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に勝利したアーセナルは、準決勝でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との対戦が決定。仮に同大会で優勝すれば、チャンピオンズリーグ出場権が手に入る。(c)AFP