【4月16日 時事通信社】在韓米軍は16日、朝鮮半島有事などを想定した米兵家族らの退避訓練を開始した。訓練は20日までで、在韓米軍は「例年、春と秋に行う訓練の一環」と指摘し、米朝関係など現在の政治状況とは無関係であると強調している。

 米軍準機関紙、星条旗新聞などによれば、訓練には米兵家族ら約100人が参加。米軍は軍用機で参加者を在日米軍基地へと運んだ後、米国に移送する。退避訓練で参加者を米国まで運ぶのは初めてという。過去の訓練では参加者を軍用機に乗せ、米軍横田基地に運んだことがある。

 在韓米軍は毎年、同様の訓練を年2回実施。訓練は有事や自然災害を想定し、米兵家族らを対象に行っている。韓国メディアによれば、退避対象となる韓国在住の米民間人らは約23万人に上る。(c)時事通信社