【4月16日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は15日、第30節の試合が行われ、シャルケ04(Schalke04)はナウド(Naldo)が約30メートルの位置から強烈なシュートを決めるなど、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのルールダービーを2-0で制し、リーグ2位の座を固めた。

 敵地で4-4の引き分けに持ち込んだ昨年11月のダービーでも同点に追いつく劇的なゴールを決めているナウドは、後半37分のフリーキックの場面でチームメートのダニエル・カリジウリ(Daniel Caligiuri)がずらしたボールを豪快に蹴り込むと、チームの勝ち点3を確実にする追加点を奪い、シャルケは対ドルトムント戦としては2014年9月以来の勝利を収めた。

 試合前まで2位シャルケと3位ドルトムントの勝ち点はわずか1差だったものの、シャルケはこの勝利で3位との差を4に広げ、敗れたドルトムントは4位に後退した。シャルケのクリスティアン・ハイデル(Christian Heidel)スポーティング・ディレクターは「シーズン終盤のダービーに勝てたことが、今季一番のハイライトだ」とし、「チームは勝利に値した」と語った。

 一方、敗れたドルトムントのマルコ・ロイス(Marco Reus)は「最初の45分から60分、僕らはどうして間違いを犯したのかを確認しなければならない。その時間帯はうまくいかなかった」とコメントしている。

 ドルトムントではまた、試合終盤にシャルケのベンジャミン・スタンブリ(Benjamin Stambouli)と接触したミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)が負傷し、担架で運び出された。(c)AFP