【4月16日 AFP】17-18スペイン1部リーグは15日、第32節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)やギャレス・ベイル(Gareth Bale)が休養したものの、2-1でマラガ(Malaga CF)に勝利して3位に浮上した。

 11日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)準々決勝のユベントス(Juventus)戦に勝利したレアルは、敵地エスタディオ・ラ・ロサレーダ(Estadio La Rosaleda)での一戦にメンバーを大幅に入れ替えて臨んだが、イスコ(Isco Alarcon)の1得点1アシストの活躍で快勝を収めた。

 マラガは終了直前にディエゴ・ロラン(Diego Rolan)が一矢報いたものの、大勢に影響はなかった。

 チャンピオンズリーグ準決勝のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦を10日後に控える中、レアルではロナウドやベイルに加えてルカ・モドリッチ(Luka Modric)やラファエル・バラン(Raphael Varane)もメンバー外となった。

 イスコは前半29分にFKから得点すると、後半18分には自ら簡単に得点できる状況の中でカゼミーロ(Casemiro)の追加点をお膳立て。バイエルンとの試合で先発するチャンスにつなげた。

 古巣からのゴールを奪った後にイスコは、謝罪するかのように手を合わせ、後半途中交代する際には相手サポーターから温かな拍手を送られた。

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「誰が何と考えていようとも、イスコはいつでも重要な選手だ。私が違う考えを持っていると思われていようとも、彼は大事だ」とコメントしている。

 この勝利でレアルは、前日の試合でFCバルセロナ(FC Barcelona)に敗れたバレンシア(Valencia CF)を抜き3位に浮上。勝ち点4差で2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を追いかけている。

 一方でマラガは最下位のまま、残留圏の17位につけるレバンテ(Levante)との勝ち点差は14となっている。(c)AFP