【4月13日 AFP】インド北部ジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州で今年1月に女児(8)が残忍な集団レイプの末に殺害された事件で、警察官を含む男8人が逮捕されていたことが明らかとなった。事件を受けてインド全土からは怒りの声が上がるとともに、多発する性犯罪に改めて非難の目が向けられている。

 女児の身元は裁判所の命令により伏せられているが、警察の起訴犯罪者名簿によると女児は未成年者らに誘拐され、鎮静剤を飲まされて5日間、小屋とヒンドゥー教の寺院に閉じ込められた。

 監禁中、女児は未成年者や警官を含む他の男らから繰り返しレイプを受けたという。その後、少女は首を絞められたり石で殴られたりして殺害され、死体は雑木林の中で発見された。

 女児は遊牧生活を送るイスラム教徒の家庭出身で、逮捕された8人は全員ヒンズー教徒だという。(c)AFP