【4月14日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)準決勝の組み合わせ抽選会が13日、スイスのニヨン(Nyon)で行われ、アーセナル(Arsenal)は優勝候補のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との初対戦が決まった。

 一方でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は、レッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)と相まみえる。

 アーセナルは、この10年間で3度目のタイトル獲得を目指すアトレティコを、26日の第1戦でホームのエミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)に迎える。

 この準決勝2試合の間にイングランド・プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との対戦を控えるアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は抽選を前に、13-14シーズンと15-16シーズンに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の決勝に進出しているアトレティコが最も厳しい対戦相手になると見積もっていた。

 現在リーグ戦6位につけるアーセナルは、5月16日にフランス・リヨン(Lyon)で行われる決勝で勝利する以外に来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権を手にするすべは持ちあわせていない。

 一方で03-04シーズン以来となる欧州大会での準決勝に進出したマルセイユは、是が非でも地元フランスで行われる決勝に進みたいところだ。

 マルセイユはRBライプツィヒ(RB Leipzig)との準々決勝初戦を0-1で落としたものの、第2戦では酒井宏樹(Hiroki Sakai)が得点するなど5-2で逆転勝利を収めて4強入りを果たした。ザルツブルクもラツィオ(SS Lazio)との初戦を2-4で落としながらも第2戦で4-1とし、こちらも逆転勝利を挙げている。

 両クラブは今大会のグループステージですでに対戦しており、ザルツブルクから見て1勝1分けとなっている。

 第2戦は5月3日に行われる。(c)AFP