■「あなたはひとりではない」

 ジェームスさんは昨年、カウンセリングを支援を受けた。最近になり自分のコミュニティー内の自殺防止を助けたいと考えるようになり、IOMでボランティア活動を始めた。

 人が密集するキャンプで、人々は小さな店を作り、テントの前でソルガム(モロコシ)を調理する。アヤクさんは再びキャンプで自分の居場所を見つけたが、それは容易なことではないという。

 同じように夫を亡くした女性たちと座るアヤクさんは、色鮮やかなネックレスと黒い帽子を身に付けている。

「人々には辛抱強く待つよう伝えたい。ここでの生活は困難だが、問題を抱えているのは自分ひとりではないのだから」と、アヤクさんは語った。(c)AFP