【4月13日 AFP】サッカー日本代表の指揮官に就任した西野朗(Akira Nishino)新監督が12日、就任記者会見に臨み、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)での目標に決勝トーナメント進出を掲げた。

 W杯でコロンビア、ポーランド、セネガルという難しいグループに入った日本だが、西野新監督は「予選を突破したいと思います」とすると、「どんな相手にも勝機はどこかにある」と語った。

 63歳の西野新監督はW杯を約2か月後に控える中、日本サッカー協会(JFA)いわく「緊急措置」として9日に指揮官に就任。JFAは、6大会連続のW杯出場にチームを導いたヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)前監督を、ここ最近の親善試合での結果が振るわなかったことなどを理由に解任していた。

 また西野監督は「攻撃的」な志向を求めるとともに、選手の選考でもその部分を心に留めておくと語った。

 西野新監督は指導者として数々の国内タイトルを手にしてきただけでなく、1996年アトランタ五輪ではブラジル代表を1-0で破り、「マイアミの奇跡」と呼ばれる日本サッカー史に残る金星を奪った。

 日本は、6月19日のW杯初戦でコロンビアと対戦し、同24日にセネガル、同28日にポーランドと対戦する。(c)AFP