【4月12日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に所属するラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)が11日、レギュラーシーズン最終戦に臨み、リーグ史上初となる2シーズン連続の平均トリプルダブルを達成した。

 メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)とのホームゲームで16リバウンドを獲得すれば偉業に手が届くウェストブルックは、第3クオーターの序盤で早くも16個目のリバウンドを記録。17-18シーズンの1試合平均25.4得点10.3アシスト10リバウンドを達成した。

 記録は試合開始のチップオフからウェストブルックの頭にあったようで、ハーフタイムの時点でスタッツは得点がわずか1ポイントなのに対し、リバウンドは11個。最終的にこの日は37分間プレーして6得点20リバウンドという成績だった。

 チームがプレーオフのシード順を一つでも上げようと奮闘している状況で、個人記録を追うことを批判する声も出ていたが、本人は練習で「いろんな連中がスタッツのかさ上げだとジョークを言う。だけど毎試合20リバウンド取れるっていうなら、やってみたらいいさ。15リバウンド取れるものなら取ってみるといい」と話し、意に介していなかった。

 試合はサンダーが137-123でグリズリーズを下した。(c)AFP