【4月10日 Xinhua News】ラオス科学技術部は先ごろ中国の情報技術(IT)を導入して国家データセンターを建設し、クラウドサービスを重点に推し進め、ネット決済、物流管理などのプラットフォームを構築すると同時に、ソフトウエア科学技術パークを建設すると発表した。

 ラオス科学技術部デジタル技術局、計画協力局は3日、同国のネット通信会社と国家データセンタークラウドシステムおよびソフトウエア科学技術パーク建設プロジェクトについての了解覚書に調印した。

 同社の社長は新華社記者に次のように話した。このプロジェクトでは中国の新世代ITを導入し、ラオスの国家データセンターを全国情報収集センターに築き上げ、政務、企業、スマート都市、スマート観光の各クラウドを重点的に推進し、ネットショッピング、ネット決済、物流管理の各プラットフォームを構築すると同時に、ソフトウエア科学技術パークを建設し、ラオスのインターネットアプリケーションソフトとサービスの発展を後押しすることになる。

 ラオス科学技術部デジタル技術局の局長は文書調印後に次のように述べた。これはラオスのIT産業発展を推し進める重点プロジェクトである。中国のインターネット応用技術とサービス水準は世界の先進水準にあり、その利便性と実利により人民は恩恵を受けている。ラオスはこの分野ではスタートしたばかりであり、向上の余地が非常に大きく、政府は規範化と誘導を図ると同時に、建設の度合いを強め、インターネット経済の発展を後押しし、人民の生活水準を向上させるべきだ。(c)Xinhua News/AFPBB News