【4月9日 AFP】17-18イタリア・セリエAは8日、第31節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は終盤に2得点を挙げ、キエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に2-1で劇的な逆転勝利を飾り、優勝に望みをつないだ。一方、インテル(Inter Milan)は敗れて来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場圏外に転落し、ラツィオ(SS Lazio)が5位から3位へ浮上した。

 ナポリはドリース・メルテンス(Dries Mertens)のPKが止められるなど、相手GKの好セーブ連発で得点を奪えずにいると、後半28分にはマリウシュ・ステピンスキ(Mariusz Stepinski)にゴールを決められ、残留争い中の相手に先制を許した。

 それでも、そのまま0-1で迎えた後半44分、アルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)が頭で同点ゴールを決めると、続けてロスタイムにはアマドゥ・ディアワラ(Amadou Diawara)が逆転のシュートを決めた。1990年以来のスクデット(リーグ優勝)を目指すナポリは、これで前日勝利したユベントス(Juventus)との勝ち点4差を守り、リーグ戦は残り7節となっている。

 ナポリのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は「勝利にふさわしい試合に勝つことができた。31本のシュートを打ち、PKを失敗し、枠にも当たって呪われているかと思ったよ。やるべきことはすべてやっているのにボールがゴールに入ってくれないという典型的な展開だった。それでもわれわれは攻め続けたし、勝利は論理的な結末だ」とコメントした。

 一方、トリノ(Torino FC)と対戦したインテルは、アデム・リャイッチ(Adem Ljajic)に恩返しの一発を浴びて0-1で敗戦。勝利していれば前日敗れたASローマ(AS Roma)を抜いて3位に浮上できていたはずが、逆に同日勝利したラツィオに抜かれて5位に順位を落とした。ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「どんなに頑張っても思い通りにいかないときというのはある」とコメントした。

 ウディネーゼ(Udinese)と対戦したラツィオは、相手に先制点を許したものの、リーグ得点王チロ・イモビーレ(Ciro Immobile)のゴールで追いつくと、さらにルイス・アルベルト(Luis Alberto)のゴールで前半のうちに逆転し、そのまま逃げ切った。シモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督は「重要なのは頭を下げず、試合をひっくり返したことだ」と話した。

 ラツィオは今後、12日にレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)準々決勝第2戦に向かい、その後ローマとのダービーに臨む。(c)AFP/Emmeline MOORE