【4月8日 AFP】男子ゴルフのメジャー第1戦、第82回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2018)は7日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で3日目が行われ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はイーブンパーの「72」で回り、通算4オーバーの40位タイとなった。

 3年ぶりのメジャー大会に出場したウッズは、この日ティーグラウンドで苦しむと、背中の手術からの復活スピードが上がらないことにいら立ちと失望をあらわにした。

 昨年脊椎固定術を受けたウッズは、先月2回トップ5で大会を終えたこともあり、再びメジャー大会で戦う準備を整えたとタイガーマニアの間に興奮が広がっていた。

 しかしながらウッズはアイアンで苦しみ、14ホール中4ホールでしかフェアウエーをとらえられなかった。

 ウッズは「失望しているし、少しいら立っている。それでも、ここまでも(ティーショットには)鋭さはなかった。良い形で大会に入ってきて、練習ラウンドも良かったというのはあったにしても、今までできたことを実践できなかった。問題がなにかは分かっている」と語った。

 ウッズ本人とファンは、通算15度目のメジャータイトル獲得を夢見ていたが、最終日の目標はスコアを伸ばして通算イーブンパーかそれ以上の数字を出すことに落ち着きそうだ。

「もう少し良い結果を望んでいた。明日は、イーブンパーかアンダーパーに届くような良い結果を出せればと思う。それが良い目標になるだろう」 (c)AFP