【4月8日 AFP】17-18スペイン1部リーグは7日、第31節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックの活躍をみせ、CDレガネス(CD Leganes)に3-1で快勝し、リーグ戦の無敗記録を歴代最長に並ぶ38試合に伸ばした。

 本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でメッシが素晴らしい活躍をみせた首位バルセロナは、8日にレアル・マドリード(Real Madrid)とのダービーを控える2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点12差をつけている。

 エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督が率いるバルセロナは、次節のバレンシア(Valencia CF)戦でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)が1979-80シーズンに樹立したリーグ無敗記録の更新を目指すことになり、さらには残り7試合でリーグ史上初となるシーズンを無敗で終える可能性を残している。

 バルベルデ監督は「この無敗記録は今季だけでの快挙ではなく、昨季のルイス・エンリケ(Luis Enrique)前監督体制とともに達成したものだ。シーズンをまたいでの成績だからこそ、共同で達成した記録だ。長い間、破られていないとても難しい偉業だ」とコメントした。

 メッシは前半27分に直接FKを決めて先制点を挙げると、同32分にはフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)のパスを受けてこの日2得点目を記録。バルセロナは後半、レガネスに1点を返されたものの、終了間際にメッシのゴールで突き放した。

 ハットトリックの活躍をみせたメッシについて、バルベルデ監督は「ゴールを決めることは良いことだ。われわれはメッシの好調を維持しなければならず、筋肉系の負傷を避けるよう努めなければならない。彼の状態は良いし、きょうは素晴らしいプレーを披露した。彼が好調なのはわれわれにとって朗報だし、次の試合も楽しみだ」と語った。(c)AFP