【4月8日 CNS】先祖の墓参りをする清明節を前に、中国・福建省(Fujian)と福州市(Fuzhou)で3日、献体・臓器提供者を追悼するイベントが三山陵園(Three Hills cemetery)で行われた。同市の赤十字会などが主催した。

 これまでの臓器提供者の家族やドナー登録者、医学生など各界から約300人が参加。臓器提供者の名前が刻まれた記念碑に献花した。

 福建省の献体・臓器移植ドナーの登録数は、今年3月末時点で合計5589人。このうち、実際に提供者となった人は、献体者が437人、臓器提供者161人。臓器移植によって、466人の重病患者の命を救っている。また、角膜ドナーは47人で、80人以上の眼疾患者に提供されている。提供者の年齢は、最年長が101歳、最年少は18か月。(c)CNS/JCM/AFPBB News