【4月5日 AFP】男子テニス、元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が4日、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏とラデク・ステパネク(Radek Stepanek)氏との師弟関係を解消したと発表した。

 昨シーズンに半年間の離脱を余儀なくされた肘の故障から復活を目指しているジョコビッチだが、先月のマイアミ・オープン(Miami Open 2018)では初戦敗退。成績が振るわなかった1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)後には「小規模」の手術を受けるなど、苦しい日々が続いている。

 この日、ジョコビッチの公式ウェブサイトに掲載された声明では、両コーチとの関係はマイアミ・オープンの後に終了を迎えたとされた上で、次期コーチの名前は言及されなかった。四大大会(グランドスラム)通算12勝の同選手は現在、クレーシーズンの開幕を前に家族と短めの休暇を取っている。

 元世界ランク1位のアガシ氏は、ジョコビッチがボリス・ベッカー(Boris Becker)氏とマリアン・ヴァイダ(Marian Vajda)氏とのたもとを分かった後の昨年5月にコーチへ就任。その後、同年12月にステパネク氏もコーチングチームに加わっていた。(c)AFP