【4月4日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は3日、2026年冬季五輪招致で、正式な立候補の前の第1段階に、日本など7か国が申請を出したと発表した。開催都市は来年9月に正式決定する。

 今年10月まで行われる第1段階への参加を表明したのは、札幌をはじめ、オーストリア・グラーツ(Graz)、カナダ・カルガリー(Calgary)、共催となるイタリアのミラノ、トリノ、コルティナダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)、スウェーデン・ストックホルム、スイス・シオン(Sion)、トルコ・エルズルム(Erzurum)。

 五輪開催地の立候補は近年、費用の増加や安全面の不安を理由に、特に冬季大会で減少傾向にあるなか、IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長はこの日、「国内オリンピック委員会(NOC)や各都市の冬季五輪開催への興味を温かく歓迎する」と語った。

「IOCは五輪の立候補に関して新たなページをめくった。われわれの目標は、最多の候補地を集めることではなく、世界中から集まる最高峰の選手にとって、最高の冬季五輪を開催するのに最もふさわしい都市を選ぶことだ」 (c)AFP