【4月3日 AFP】サウジアラビア当局は2日、夫や妻の携帯電話を「監視」することは今後犯罪行為と見なされ、およそ1400万円もの高額な罰金や禁錮1年の刑が科される可能性があると発表した。

 同国の情報当局は英語の声明で、「配偶者の携帯電話を監視しようとしている者は今後よく考えた方がいい、そのような行為は禁錮1年および50万リヤル(約1400万円)の罰金刑に処される可能性がある」と明言した。

 今回の措置は先週施行されたサイバー犯罪対策に関する新たな法律に基づいており、同当局によると「個人や社会のモラルを守り、プライバシーを保護する」ことを目的にしているという。また、当局は法律施行の背景には恐喝メールや横領、名誉毀損(きそん)といったサイバー犯罪の増加もあると指摘した。

 極めて保守的な国家として知られるサウジアラビアだが、スマートフォンユーザー1人当たりのアプリやソーシャルメディアの利用率は世界でトップクラスを誇っている。また、同国の人口は半数以上が25歳以下で、従来の社会的拘束や伝統から距離を置く若者の多くが、携帯機器の利用に多くの時間を費やしている。(c)AFP