【4月3日 AFP】サッカー元スペイン代表の守護神イケル・カシージャス(Iker Casillas)が2日、現在所属するポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)での通算108試合目の出場を果たし、ユース時代からプレーしていたスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)での計725試合、スペイン代表の計167キャップを合わせ、キャリア1000試合出場を達成した。

 現在36歳のカシージャスは、1999年に10代でトップチーム入りを果たしたレアルで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を計3度経験し、2015年に主戦場をポルトガルに移した。スペイン代表でも、主将として2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で母国のW杯初優勝に貢献し、2008年と2012年には欧州選手権(UEFA Euro)で連覇を達成した。

 ポルトは経費削減を理由として、カシージャスが今季限りでクラブを退団すると発表している。この日の試合でベレネンセス(Belenenses)に0-2で敗れ、最近3試合で2敗目を喫したポルトは、今季残り6試合となった現在、リーグ連覇を目指す王者ベンフィカ(Benfica)に勝ち点1差の2位につけている。(c)AFP