【4月2日 AFP】17-18スペイン1部リーグは1日、第30節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)のPKでの得点で1-0とデポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)を下し、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差を9に縮めた。

 3月31日に行われた試合でバルセロナが敵地でセビージャFC(Sevilla FC)と2-2で引き分けたため、勝ち点差を詰めるチャンスを手にしたアトレティコは、ホームで厳しい戦いながらも白星をものにした。

 アトレティコは前半34分、サウル(Saul Niguez)がデポルティボのペドロ・モスケラ(Pedro Mosquera)にペナルティーエリア内で倒されたとして得たPKを、ガメイロがきっちりと蹴り込んだ。

 今季8節を残す中、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督率いるアトレティコはまだバルセロナの自滅が必要になっている。

 一方でデポルティボは19位のまま残留圏と勝ち点8差となっており、降格を避けるためには奇跡が必要になる。

 同日行われた試合では、バレンシア(Valencia CF)がスペイン代表としてW杯ロシア大会(2018 World Cup)出場を目指すロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)が決勝点を決め、1-0でCDレガネス(CD Leganes)に勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得に近づいている。

 5位ビジャレアル(Villarreal CF)が0-1でマラガ(Malaga CF)に敗れたため、4位バレンシアとの勝ち点差は15に開いている。(c)AFP