【4月1日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は31日、第28節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がハットトリックを達成するなど、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に6-0で大勝した。

 前半5分にバイエルンは、オフサイドが見過ごされたレワンドフスキが先制点をマークしたが、その直後のフランク・リベリ(Franck Ribery)のゴールはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により取り消された。しかし運や不運に関係なくドルトムントを圧倒したバイエルンは、その後ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とトーマス・ミュラー(Thomas Muller)が加点し、前半30分までに3点を奪った。

 さらに前半終了間際にバイエルンは、相手ディフェンスを切り裂いたリベリのお膳立てからレワンドフスキが自身2点目を挙げると、リベリは直後に相手GKロマン・ビュルキ(Roman Burki)の頭上を破るシュートを沈めて5点目をマークした。

 ドルトムントのDFマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)は「完全に放心状態だった。バイエルンはわれわれをもてあそんでプレーした。屈辱的だ。こういった状態で前に進むことはできない」と悔しさをにじませた。

 後半は静かな試合になったが、バイエルンは終了3分前にヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のクロスにレワンドフスキが合わせて古巣相手にハットトリックを達成している。

 バイエルンのDFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)は「ドルトムント時代にここで1-5の敗戦を味わった。だからそれがどれほど苦しいものか自分には分かる」と古巣を気遣った。

 同日早い時間に行われた試合で2位シャルケ04(Schalke04)がSCフライブルク(SC Freiburg)に2-0で勝利したため、バイエルンの優勝決定は次節以降に持ち越しとなっている。(c)AFP/Kit HOLDEN