【3月30日 CNS】中国・雲南省(Yunnan)香格里拉(Shangri-La、シャングリラ)市にあるナパ海(Napa Sea)自然保護区内の湖畔で、魚が大量死しているのが発見された。

 大量死の原因についてシャングリラ市委員会宣伝部は、市民の無秩序な放流によって魚の生息数が湖の許容量を超えたと指摘。また、ナパ海は降水など天候によって湖の水位が頻繁に変化するため、水かさが増えた時に魚も大量に繁殖したが、昨年末から降水量も極端に減少したことで水量が減り、魚が酸欠状態に陥ったのではないかとコメントしている。

 湖は現地住民によって清掃作業が行われ、魚の死がいも片付けられた。(c)CNS/JCM/AFPBB News