【3月29日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のアイザイア・トーマス(Isaiah Thomas)が、昨年から悩まされてきた右臀部(でんぶ)に関節鏡視下手術を受けることが決まり、今季終了となった。チームが28日、発表した。

 手術が終了するまで回復への見通しは立っていないが、昨年8月にボストン・セルティックス(Boston Celtics)からクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に移籍し、さらにその後レイカーズへ戦いの場を移したトーマスは、重大な問題を抱えながらシーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる。

 トーマスは今季、計32試合に出場して1試合平均15.2得点、2.1リバウンド、4.8アシストを記録。昨オフにカイリー・アービング(Kyrie Irving)との交換でクリーブランドへ移ったが、キャバリアーズはトレード期限日にトーマスをレイカーズへ放出していた。

 今季32勝41敗でウエスタンカンファレンスの11位に沈み、すでにプレーオフ出場争いから脱落しているレイカーズは、オフにFAになるレブロン・ジェームズ(LeBron James)やポール・ジョージ(Paul George)らの獲得を目指すとみられており、トーマスの去就はいずれにせよ不透明な状況となっている。(c)AFP