ズベレフが2年連続8強、キリオスとの若手対決制す マイアミOP
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【3月28日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は27日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-4で第17シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)に快勝し、2年連続の準々決勝進出を決めた。
今季はここまで肘のけがに悩まされ、この日も元気がなかったキリオスに対し、パワーと正確さで上回ったズベレフは次戦、4強入りをかけて第29シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)と対戦する。
敗れたキリオスも、持ち前の激しい攻撃的なストロークで観客を沸かせたが、試合を通してプレーのレベルを保つことはできず、オールラウンドなテニスを展開するズベレフに対応するには不十分だった。
ズベレフは試合後「僕たちは過去にも素晴らしい試合をしてきたし、将来に向けてわくわくしている」「きょうはリターンが良かったし、それがニックとの試合では大きな要素となる。ボルナもとても良い選手だから、簡単にはいかないだろう」と語った。
前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)でキャリア初のマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)4強入りを果たしたチョリッチはこの日、デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に7-6(7-2)、4-6、6-4で競り勝ち、自身初の今大会ベスト8入りを決めた。
また、第6シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)は7-6(7-3)、6-4で地元米国のフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)を退け、第16シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)との準々決勝へ駒を進めている。(c)AFP/Steve Brenner