【3月24日 AFP】ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボではここ2週間、市内の学校や大学に爆破予告が相次いでいる。これまでのところすべていたずらだったことが判明しているが、学校側は悪質な行為に悩まされている。警察は、試験を回避しようとする生徒・学生の仕業ではないかとみている。

 爆破予告は2週間で約20件に上っており、警察によれば、爆破予告があった複数の学校や大学では生徒・学生が避難を余儀なくされ、爆発物探知犬が出動するなどの騒ぎになっている。爆破予告があったのはいずれも試験前だったという。

 AFPの取材に応じた警察の広報担当者は、「どの予告もいたずらだったが、生徒たちの安全に関わる問題なので無視するわけにもいかなかった」と述べた。(c)AFP