【3月24日 AFP】米東部メリーランド州の高校で20日に発生した発砲事件で負傷し、脳死状態になっていた16歳の女子生徒が生命維持装置を外された後、死亡した。地元当局が23日、明らかにした。

 ジェイリン・ウィリー(Jaelynn Willey)さんは、容疑者の男子生徒に頭部を撃たれていた。

 この事件ではもう一人が負傷した。容疑者の男子生徒はこの高校に駐在の警察官に射殺された。

 ウィリーさんの両親は22日夜、記者会見で娘が脳死状態にあること、生命維持装置を外す意向であることを明らかにしていた。

 グレートミルズ高校(Great Mills High School)で発生したこの発砲事件の5週間ほど前には、フロリダ州の高校で銃乱射事件が起き、生徒14人と大人3人が死亡。この事件を機に銃規制の強化を求める草の根運動が起きていた。(c)AFP