【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は23日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第9シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は3-6、4-6のストレートでブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に敗れた。

 半年を棒に振ることになった肘のけがからの復活を目指すジョコビッチだったが、再びつまずいた。

 ジョコビッチは「頑張ってはみたけれど、うまくいかなかった。それだけだ。そういう形でプレーしていると気分も乗らないのはもちろんだ。自分が思っているようにプレーしたいとは思っているが、現時点では不可能なだけだ」とコメントした。

「試合の入りは良かった、頭の6ゲームは。その後はガソリン切れだ。相手のサーブが良くて、ブレークを奪えなかった。良いところで良いショットが来た」

 BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)でも初戦敗退を喫していたジョコビッチは、「数年ぶり」に肘の痛みを感じることなくプレーできていると明かしていた。

 しかしながらジョコビッチは、試合をするだけの体力の欠如が、最高の状態を手にするための精力を取り戻すことを妨げる「要素の一つ」になっていると語った。

「試合ができるのかを確かめるために、インディアンウェルズ(Indian Wells、BNPパリバ・オープン)とマイアミに来たいと思った。ハードコートでの試合は好きだ。クレーコートのシーズンが始まる前に数大会戦いたかった。その準備ができていなかったのは明白だ」 (c)AFP