【3月24日 AFP】世界最大の客船「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ(Symphony of the Seas)」が23日、初航海を前に、フランスの造船会社STXから米国に本社を置く船会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)に引き渡された。

 シンフォニー・オブ・ザ・シーズは、総トン数約23万トン、全長362メートル。STXが2016年にロイヤル・カリビアン・インターナショナルに引き渡した姉妹船「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ(Harmony of the Seas)」よりも大きい。

 船室は2700室で船内には他にスケートリンク、ウオーターパーク、標準サイズのバスケットコートを備えている。

 2年以上かけて建造されたシンフォニー・オブ・ザ・シーズは、乗組員約2200人を含む最大8000人が乗船可能で、ハーモニーよりも速く静かだと銘打たれている。

 シンフォニーは24日朝、初航海に出てスペインのマラガ(Malaga)に向かう。今シーズンは地中海を航海し、その後、母港の米マイアミ(Miami)に向かう。(c)AFP