【3月24日 AFP】フランス・リーグ1の試合で選手を蹴ったトニー・シャプロン(Tony Chapron)審判は23日、同国サッカー連盟(FFF)への異議申し立てが認められず、処分期間が倍の日数に延長された。FFF控訴委員会の関係筋が明らかにした。

 今年1月に行われたナント(Nantes)対パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦で、主審を務めたシャプロン氏はナントのディエゴ・カルロス(Diego Carlos)を蹴ったとして3か月間の資格停止処分を受けていた。

 すでに今夏に引退することを表明していた45歳のシャプロン主審は、シーズン終了前に職務に復帰することを目指して異議を申し立てていた。しかし、FFFの控訴委員会は同日、これを却下して処分期間を倍の6か月に延長。この裁定によって、同主審は仏リーグの試合で再び笛を吹く望みが絶たれる見通しとなった。(c)AFP