【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は23日、女子シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は4-6、2-6で大会第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)にストレート負けを喫し、「サンシャイン・ダブル」と呼ばれる今大会とBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)での連続タイトルを逃した。

 大坂はタイトルを獲得したインディアンウェルズ(Indian Wells)での大会に続き、今大会の1回戦では通算23度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を撃破して破竹の8連勝を記録していた。

 しかし、この日はスビトリーナがファーストサーブのポイント獲得率が80パーセントに迫る抜群の安定感をみせつけたほか、大坂に握られた6度のブレークポイントを5度しのぐと、逆に4度ブレークを奪い1時間23分で勝利を収めた。

 第1セットを接戦でものにしたスビトリーナは、第2セットで4-0と大きくリードを奪った。次のゲームは大坂に取られたものの、第6ゲームをサービスエースで勝ち取った。対する大坂も2度のマッチポイントをしのいで2-5と粘りをみせたが、次のゲームでは3度のブレークポイントをものにできず、スビトリーナが勝利を締めくくった。

 スビトリーナは、「とても厳しい試合でした。きょうの試合運びと戦い方にはとても満足しています」と振り返ると、大坂についても「インディアンウェルズの快進撃で、自信がみなぎっていた」と話し、セレーナに勝ったことでさらなる確信を得ていたとつけ加えた。

 スビトリーナは3回戦でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)と対戦する。ガブリロワはアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)に7-6(7-3)、6-4で勝利した。