【3月23日 AFP】ジンバブエ当局は22日、北部ワンゲ(Hwange)の街中に迷い込み、病院の正門をふさいでいた大きなワニを射殺したと発表した。

 地元メディアによると、ワニは病院の正門付近に約2時間にわたり居座り、訪れた人などを威嚇したため住民がパニックに陥った。

 当局はワニが迷い込んだことを認めた上で、ここ数週間の大雨でワニによる襲撃が増えていると明らかにした。

 地元紙クロニクル(Chronicle)によると、一番近い水辺は10キロほど離れており、ワニがどのようにして病院の前まで来たのかは不明だという。

 地元当局者は同紙に対し、パニックに陥った住民らから5分間もたたないうちに10本以上の通報を受けたと語り、「ワニは街中ではなく、水辺にいるものなので、はじめはいたずらかと思った」とコメントした。(c)AFP