【3月23日 AFP】世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2018)は22日、イタリア・ミラノでペア・フリースケーティング(FS)が行われ、平昌冬季五輪で金メダルに輝いたドイツのアリオナ・サフチェンコ(Aliona Savchenko)/ブリュノ・マッソ(Bruno Massot)組が世界最高得点の合計245.84点で金メダルを獲得し、最高のシーズンを締めくくった。

 2014年10月にペアを組んでから初めて世界選手権のタイトルを手にしたサフチェンコ/マッソ組は、この日のFSでも162.86点をたたき出し、先月の平昌五輪で記録していた歴代最高得点を更新した。

 サフチェンコ自身は、すでに現役を引退したロビン・ショルコウィー(Robin Szolkowy)氏とのペアで通算5度の世界選手権制覇を成し遂げているほか、同大会のメダル獲得数ではノルウェーのハイディ・ウェン(Heidi Weng)に並び、女子では歴代1位となる合計11個に到達した。

 ロシアのエフゲニア・タラソワ(Evgenia Tarasova)/ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)組が合計225.53点で銀メダルを獲得し、フランスのヴァネッサ・ジェームス(Vanessa James)/モルガン・シプレ(Morgan Cipres)組が合計218.36点で銅メダルに輝いた。(c)AFP