【3月22日 AFP】米議会の与野党は21日、2018会計年度の歳出法案について合意に達した。現行のつなぎ予算の期限が23日に迫るなか、再び政府機関の閉鎖に陥る事態を土壇場で回避した。

 共和党のポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長は1兆3000億ドル(137兆円)の歳出法案について、「米軍の新時代の始まり」を告げると称賛。

 民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務も民主党の優先事項を満たすものだと評価した。

 ホワイトハウス(%White House%)によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領も法案を支持した。法案は上下両院で可決後、トランプ大統領が署名して成立する。

 18年度予算ではこれまでに5度つなぎ予算を組んできたが、その成立も難航し今年に入ってすでに2度、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれている。(c)AFP