【3月21日 AFP】サッカーブラジル代表のチームドクターを務めるロドリゴ・ラズマール(Rodrigo Lasmar)氏が20日、足に手術を受けた同国代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の経過について「すべて順調に進んでいる」と明かした。

 今月3日にネイマールの手術を担当したラズマール氏は、自身は「1日に2~3回」、同選手の理学療法士と連絡を取っているとした上で、「現在のところ、すべて順調に進んでいるし、彼らはネイマールの回復に関する全詳細を教えてくれている」と仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)に語った。

 さらに「彼らは非常にプロフェッショナルなやり方で一生懸命取り組んでいるから、彼(ネイマール)は最大限に早く復帰できる」とみているラズマール氏は、痛めた箇所を4月中旬に再検査する予定だと付け加えている。

 母国開催となった前回のW杯(2014 World Cup)では、1-7でドイツに大敗した準決勝をけがで欠場したネイマールだが、6月14日に開幕する今年のロシアW杯(2018 World Cup)では、優勝を狙うブラジル代表でカギを握る選手とされている。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でプレーするネイマールは、先月行われたオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)とのリーグ戦で右足を骨折。ラズマール氏は当時、26歳の同選手は復帰まで「2か月半から3か月」かかる見通しだと話していた。(c)AFP