【3月21日 AFP】(更新、写真追加)米南部テキサス州オースティン(Austin)で20日夜、爆発が起こった。リサイクルショップの30代の男性従業員が病院に搬送された。しかし、地元の警察当局や米連邦捜査局(FBI)は、同州で3月から相次いでいる一連の小包爆弾事件とは無関係としている。

 オースティンの警察当局は今回の爆発について、「発火装置」が原因で小包爆弾ではないと明らかにした。

 市の医療機関がツイッター(Twitter)で明らかにしたところによると、病院に搬送された男性は重傷を負っている可能性があるものの、命に別状はないとみられるという。

 リサイクルショップ「グッドウィル(Goodwill)」は、地元テレビ局KVUEに対し、負傷したのは同社の従業員と認めた。

 テキサス州では同日これに先立ち、今月5回目となる爆発がサンアントニオ(San Antonio)近郊の運輸大手フェデックス(FedEx)の配送施設で発生。過去4件の爆弾事件では2人が死亡している。(c)AFP