【3月20日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第3戦、デルマッチプレー(Dell Match Play 2018)予選ラウンドのグループ分け抽選が19日に行われ、開催地の米テキサス州が地元のジョーダン・スピース(Jordan Spieth)は、米国選抜でチームメートのパトリック・リード(Patrick Reed)と同組に入った。

 スピースとリードは、これまでライダーカップ(Ryder Cup)の2回に加え、昨年の第12回プレジデンツ・カップ(2017 The Presidents Cup)でもチームを組んできたが、今大会では初めてマッチプレーで対戦することになった。

 21日から23日に行われるグループ戦では、世界ランク上位の選手をトップシードとした計16グループに分けられ、19日にランダムで振り分けられた選手を加えて各組4人がラウンドロビン方式で対戦。勝ち残った16人が、24日に始まるノックアウト方式の決勝ラウンドに進む。

 テキサス州オースティンのオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club)で初めて開催された2016年大会を制したオーストラリアのジェイソン・デイ(Jason Day)は、その当時の決勝の相手だった南アフリカのルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen)と今大会では同組に入った。

 昨年覇者のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は、プレジデンツ・カップのチームメート、ケヴィン・キスナー(Kevin Kisner)とグループ戦で当たることになった。

 一方、前回大会2位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)は、「簡単なグループではないことはたしかだ」と話している通り、先月欧州ツアーの世界スーパー6パース(World Super 6 Perth)を制したタイのキラデク・アフィバーンラト(Kiradech Aphibarnrat)をはじめ、チェズ・リービー(Chez Reavie)とキーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley)の米国勢と同組に入った。

 来月開催される第82回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2018)で大会連覇を目指すセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)は、昨季の新人王ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)と、テキサス大学(University of Texas)を全米優勝に導いた実績を持つ南アフリカのディラン・フリテッリ(Dylan Frittelli)、そしてインドのシャブハンカー・シャーマ(Shubhankar Sharma)との予選ラウンドに臨むことになった。

 シャーマは昨年12月に欧州ツアーのジョバーグ・オープン(Joburg Open 2018)を制した後、今年2月には同ツアーのメイバンク選手権(Maybank Championship 2018)でも優勝を果たし、今月は世界ゴルフ選手権シーズン第2戦のメキシコ選手権(2018 Mexico Championship)に出場した。(c)AFP