【3月19日 AFP】フィリピンの首都マニラの大型ホテルで18日、火災が発生し、3人が死亡、23人が負傷した。当局が明らかにした。一部の宿泊客らは、濃い黒煙に包まれた建物の屋上からヘリコプターで救出された。

 現場は、高層ホテルとカジノの複合ビル「ウオーターフロント・マニラ・パビリオン(Waterfront Manila Pavilion)」。18日朝の火災発生から9時間たった後も火勢は衰えず、数百人が避難し、2人が依然行方不明となっている。

 同日午後には、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領もヘリコプターに乗り込み、上空から現場を視察した。

 地元住民や外国人が利用する同ホテルは21階建て。マニラ市防災当局のジョニー・ユー(Johnny Yu)氏によると、火元はカジノまたは中2階とみられており、現在消防当局が火災原因を調査中だという。(c)AFP