【3月19日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第27節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)が決勝点を奪い、ハノーバー96(Hannover 96)に1-0で勝利し、3位の座を固めた。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から期限付き移籍で加入しているバチュアイーは前半24分、最高のテクニックでこの試合唯一の得点を記録した。バチュアイーはアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)のコーナーキックをバックヒールで合わせると、ボールはゴールに吸い込まれ、ファーサイドのネットを揺らした。

 チェルシーではベンチを温めたシーズン前半戦を過ごしたバチュアイーだが、ドルトムント加入後はリーグ戦7試合で6得点を稼いでいる。バチュアイーはスポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対して「ゴールまでの軌道は把握していなかったけれど、うまくギャップを作ることができたし、運も良かった」とコメントした。

 ドルトムントは15日、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)決勝トーナメント2回戦でレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)の前に敗退を喫していたが、この日の勝利で立ち直りをみせた。

 就任から続いているリーグ戦無敗記録を12試合に伸ばしたドルトムントのペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)監督は「失意のヨーロッパリーグ敗退後としては良いリアクションだった。きょうの試合では多くのことに満足している」と語った。

 この結果、ドルトムントは勝ち点48で3位の座を維持したが、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)には18ポイント差をつけられている。バイエルンは同日、RBライプツィヒ(RB Leipzig)に1-2で敗れた。(c)AFP