【3月18日 時事通信社】ジョンソン英外相は18日、英南部で起きた神経剤による元ロシア情報員暗殺未遂事件に関し、「ロシアが過去10年の間に、暗殺目的で神経剤をどう使うかを研究してきただけでなく、(事件で使われた神経剤)『ノビチョク』を製造、備蓄してきたことを示す証拠がある」と述べた。BBCの番組で語った。

 英政府はロシアが事件に国家レベルで関わった疑いがあると非難している。外相発言はロシア関与の主張を一段と強めた形だ。

 英外務省は18日、オランダのハーグに本部を置く化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家チームが19日に英国入りし、調査を開始すると発表した。チームは英国の防衛科学技術研究機関や警察と協議し、サンプルの採取などを行う。サンプルは国際的な研究機関に送られる。分析には少なくとも2週間を要するという。(c)時事通信社