【3月19日 AFP】バドミントン、全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2018)は18日、各種目の決勝が行われ、混合ダブルスで渡辺勇大(Yuta Watanabe)/東野有紗(Arisa Higashino)組が15-21、22-20、21-16で中国の大会第5シード、鄭思維(Siwei Zheng、ツェン・シーウェイ)/黄雅チョン(Yaqiong Huang、ファン・ヤーチョン)組を下し、優勝を飾った。

 ノーシードの渡辺/東野組は、優勝を飾るとみられていた中国ペアから金星を奪い、同種目では日本勢初となる全英オープンのタイトルを手にしている。

 女子シングルスでは、第2シードの山口茜(Akane Yamaguchi)が20-22、13-21で第1シードの戴資穎(Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)に敗れ、優勝を逃した。

 女子シングルスでは約10年ぶりとなる連覇達成を果たした世界1位の戴資穎だったが、同2位の山口戦での内容には不満を見せた。第1ゲームで山口にゲームポイントを握られた戴資穎は「ミスが多すぎましたし、彼女と一緒に走り回らされました。来年もここに戻ってきて、より良いプレーをしたいです」と振り返った。

 女子ダブルスでは第4シードの福島由紀(Yuki Fukushima)/廣田彩花(Sayaka Hirota)組がデンマークの第3シード、カミラ・リターユヒル(Kamilla Rytter Juhl)/クリスティナ・ペデルセン(Christinna Pedersen)組に挑んだものの、19-21、18-21で敗れた。

 男子シングルスでは第7シードの石宇奇(Yuqi Shi、シー・ユーチ)が、大会6度の優勝を誇る第6シードの林丹(Dan Lin、リン・ダン)との中国勢同士の一戦を21-19、16-21、21-9で制している。

 また男子ダブルスでは、インドネシアのマーカス・ギデオン(Marcus Gideon)/ケビン・スカムルジョ(Kevin Sukamuljo)組が優勝を果たしている。(c)AFP