【3月18日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は17日、スウェーデン・オーレ(Are)で男子大回転第8戦が行われ、マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が1シーズンでの最多タイに並ぶ13度目の優勝を飾った。

 29歳のヒルシャーはこれで、1978-79シーズンのインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏、2000-01シーズンのヘルマン・マイヤー(Hermann Maier)氏というスキー界のレジェンド2人に肩を並べた。ヒルシャーは今季、回転で7勝を挙げており、大回転では6勝目となった。

 18日に行われる今季最終戦となる得意の回転で優勝となれば、ヒルシャーは単独の1シーズン最多勝選手となる。

 平昌冬季五輪の大回転と複合の金メダリストは、1本目に大きなミスを犯しながらも2位に0秒5以上の差をつけると、2本目は崩れることもなかった。

 W杯通算58勝目を挙げたヒルシャーに続いて、2本目で最速タイムを記録したヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen、ノルウェー)が0秒23差で2位、ビクトル・ムッファト(Victor Muffat-Jeandet、フランス)が0秒26差で3位に入った。(c)AFP