【3月18日 AFP】米道路交通安全局(NHTSA)は16日、韓国の現代(ヒュンダイ)自動車(Hyundai Motor)と起亜自動車(Kia Motors)の自動車のエアバッグが開かない事故が相次いだことを受け、調査を開始した。

 NHTSAの欠陥調査室(ODI)のウェブサイトによると、両社の車のエアバッグが正面衝突時に開かない重大事故がこれまでに6件確認されており、4人が死亡、6人が負傷した。

 エアバッグ制御ユニット(ACU)の欠陥のためにエアバックが開かなかった可能性があるとみられている。現代自動車は2月末に本件の報告書を提出しリコールを実施したが、まだ改善措置を明らかにしていない。両社合わせて42万5000台が対象になるとみられる。(c)AFP